救済詩「黄色い小船」by KAINEL

黄色い小船

遠くで僕を呼ぶ声がする
いろいろ心配をして声をかけてくれる
分かっているよ十分すぎるほど
あなたは僕を救ってくれた。

だけど今は少し疲れているんだ
毎日少しずつ情熱が冷めてゆくのに
わがままかもしないけど今は何も見たくない
普通の人にはちょっと長い時の中で
瞳を閉じると広がってゆく世界がある。

静かで美しい海辺
僕はこの静かな海辺でいつの日かやってくる
朝の太陽の光に照らされて黄色に輝く
帆を立てた小船を
ずっとあてもなく
ひとりで待っていたいんだ。