救済詩 『革命前夜』 by KAINEL

革命前夜

澄みきった夜
瞬く星
揺れる松明の炎

いそがしく行き交う人々の群れ
あるものは声高に明日を叫び
あるものは希望の詩を歌う

みんなの顔は希望に輝いて
瞳は遥か未来を見つめてる

もう誰もかれも
神の祝福さえも
忘れている感じだ

新しい未来図
誰もが夢見る世界

ここから始まるのか
これで終わりなのかなんて
考える必要なんてない

素晴らしい明日は
それを望むものにしか
訪れては来ないんだから

みんなの笑い声
みんなの歌
みんなの明日