救済詩『白い月』by KAINEL

白い月

白い月が
浮かぶ青い空
坂道を自転車で
駆けおりて
いつもの駅へ

まっすぐ伸びる線路
移っていく景色
朝の光が眩しい
見慣れた街が
新しくみえた