救済詩『永遠の絆』by KAINEL

永遠の絆 この言葉の向こう側に あなたがいてくれるから 明日もまた 生きていける この言葉の向こう側に あなたがいるから 明日もまた 夢みることができる この心の絆は どんなに離れていても 途切れることはなく どんなに時...

救済詩『小さい窓』by KAINEL

小さい窓 この小さい窓が 広い宇宙に つながっているように この孤独な心も 無限の宇宙に つながっているのだろうか 窓からみえる 広がる夜空 瞬く星の輝き うつむいた月の横顔 あのひとは 宇宙に消えていった たいして幸福...

救済詩『1DK』by KAINEL

1DK 真夜中 狭い1DKの窓から 暗く静かな 街並みがみえる 窓を開けてみると ひんやりした空気 肌を伝わり 心まで届くよう 深く沈んだ街並み 焦燥と葛藤ばかりだったのに なぜか思いだしてしまう とめどなくあふれる思い...

救済詩『音』by KAINEL

音 近づく 遠ざかる 連続する 連結する 点滅する 継続する 規則的に 不規則に 無表情に 感情的に 具体的に 抽象的に 外側から 内側から 過去から 未来から 君から 僕から

救済詩『宇宙のどこかで』by KAINEL

宇宙のどこかで 駅へ向かう道 目の前に 白い月が 浮かんで ここは 世界のどこか 果てのない 宇宙のどこか 混み合う車 朝の道路 その脇を走る 僕の自転車 ペダルを踏む ちっぽけな僕の足 黙ったままの 白い月 ここは 世...