救済詩 『神について』 by KAINEL

神について

なぜ私は、あなたの似姿を求めるのでしょう
なぜあなたの言葉を求めるのでしょう

そう、あなたは、
夜になると、創造主へ
夜が明けると、キリストへ
太陽が昇ると、預言者へ
夕暮れが訪れると、仏陀へ
その姿を自在に変えていきます

眩い光
あなたは『すべて』
厳かな永遠の沈黙

優しい静寂
あなたは『ひとつ』
暗闇に浮かぶ月明り