救済詩『宇宙のどこかで』by KAINEL
宇宙のどこかで 駅へ向かう道 目の前に 白い月が 浮かんで ここは 世界のどこか 果てのない 宇宙のどこか 混み合う車 朝の道路 その脇を走る 僕の自転車 ペダルを踏む ちっぽけな僕の足 黙ったままの 白い月 ここは 世...
宇宙のどこかで 駅へ向かう道 目の前に 白い月が 浮かんで ここは 世界のどこか 果てのない 宇宙のどこか 混み合う車 朝の道路 その脇を走る 僕の自転車 ペダルを踏む ちっぽけな僕の足 黙ったままの 白い月 ここは 世...
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月に誘われ 月に誘われ 夜に迷い 君に触れ 孤独に堕ちて 彼岸に 打ち寄せる 愛の亡骸 口ずさむ 罪人の数え歌 物思いに沈む夜 歌声は風に消えて 物思いに沈む夜 耳をすませて
詩がうまれるところ たとえば 神が詩を書いたなら たとえば 悪魔が詩を書いたなら たとえば 天使が詩を書いたなら どんな言葉を選ぶだろう どんな表現をするだろう そして どんな響きになるだろう
時を刻む音 時を刻む音 幸福な時も 不幸な時も 時を刻む音 迷いなく 立ち止まることもなく 繰り返し 繰り返し 静かに 確実に 運命を刻む音と よく似た音をたてて