不自由な自由
自由という名の
不自由な自由が
街に溢れて
自由な振りして
歩いたり
走ってみたり
飲んだり
食べたり
散らかった
話し声
自由を失くした
不自由な自由が
選択の自由と
不自由に
泣いたり
笑ってみたり
驚いたり
叫んでみたり
捨てたり
失くしてみたり
街に溢れて
自由な顔して
不自由な自由
自由という名の
不自由な自由が
街に溢れて
自由な振りして
歩いたり
走ってみたり
飲んだり
食べたり
散らかった
話し声
自由を失くした
不自由な自由が
選択の自由と
不自由に
泣いたり
笑ってみたり
驚いたり
叫んでみたり
捨てたり
失くしてみたり
街に溢れて
自由な顔して
夢みる機械
セツメイハ
デキルノニ
デキナイノカ
アイヲカンジタリ
アイニマヨッタリ
デキルノカ
アイシタリ
アイサレタリ
デキナイノカ
アイヲモトメタリ
アイヲアタエタリ
セツメイハ
デキルノニ
デキナイノカ
アナタガデキルノニ
詩人の日々
考えていた
静かな真夜中に
神と孤独について
思い出していた
目覚めの意識の中で
意思と存在について
歩いていた
街の雑踏に囲まれて
意味と無意味の小道を
触れていた
春の嵐に吹かれながら
夢と現実の境界に
見上げていた
晴れた空の下
刹那と永遠の宇宙を
感じていた
星空を見上げて
無限と有限の繋がりを
書いていた
凍てつく空気を吸って
必然と運命と共に
せわしない夜
電車の扉が
無造作に開く
いつものプラットフォーム
見慣れた風景
ここで降りなければ
故郷に帰れるのに
僕は今日もまた
途中で降りてしまう
巨大なターミナル駅
行き交う人々
賑やかな人混みを
せわしなく擦り抜け
僕はまた
別の電車に乗り換える
たくさんの君と僕
たくさんのすれ違いが
たくさんの憎しみを生んで
たくさんの欲望が
たくさんの不幸を生んで
たくさんの嘘が
たくさんの悲しみを生んで
たくさんの過ちが
たくさんの悲劇を生んで
たくさんの争いが
たくさんの命を奪って
たくさんの僕と
たくさんの君との
あまり笑えない
終わりのない物語